こんにちは、ゆうや(@yuyaman1986)です。
わたしは2011年に新卒で某専門商社に入社をし、営業(外勤営業)として約5年間勤務しました。
その後は2020年6月現在まで、外資系のIT企業で約4年間内勤営業、いわゆるインサイドセールスとして勤務しています。
この記事は内勤営業に興味のある方や、「外勤営業と比較してどうなの?」と疑問に思われている方向けの記事です。
わたしの実体験をもとに、外勤営業と内勤営業を比較し、メリットやデメリットなどを紹介いたします。
給料
「同じ会社内」での外勤営業と内勤営業の比較という条件であれば、給料は外勤営業の方がよいです。
なぜなら、外勤営業の方が内勤営業より責任の範囲が広がるためです。
例えば、客先対応の最終判断や数字の最終責任などの責任が外勤営業にはともなってきます。
もちろん会社によっては、内勤営業自身が数字のターゲットを持つこともあります。
しかし、何か重大なことがあったときに客先に対して説明したり、社内向けに数字報告をしたり、外勤営業の方が、責任が大きいことは事実です。
当然ですが、責任に比例して給料は上がりますので、給料の面では外勤営業の方がよいです。
ここで、なぜ冒頭に敢えて「同じ会社内」と申し上げたかといいますと、
わたしの場合は転職して内勤営業になったことで給料が上がったからです。
あたりまえの話ですが、給料はどの会社に勤めるかによって大きく変わります。
あなたがもし現在外勤営業をしていて内勤営業に興味がある。
だけど、給料は下げたくないと思うのであれば、それも可能ですのでご安心ください。
ワークライフバランス

「時間の余裕がない」
「プライベートがない」
あなたは日頃からこのように思ってはいませんか?
内勤営業はワークライフバランスという点で優れています。

そして、これが内勤営業に転職して一番メリットを感じた点です。
特に、平日の業務後に趣味の時間が取りやすくなったことが大きいです。

プライベートの充実は大切だよな。
外勤営業の場合は、急な出張や客先訪問によって、自分の時間がとりにくいというデメリットがあります。
もちろん、客先とface to faceで打合せをして仲良くなったり、
出張先で現地のおいしいものを食べたりと楽しいことも多いです。
しかし、自分の時間を確保しづらいことは大きなデメリットです。
よい傾向として、最近は外勤営業であってもZoomなどのオンライン会議システムを使い、直接訪問しないで打合せを行うケースも増えています。
そのため、今後は外勤営業もプライベートの時間確保がしやすくなっていくでしょう。
仕事のキツさ

これについては、どっちもどっち。ひとによるというところでしょうか。
外勤営業の場合は、客先対応や数字への最終責任というプレッシャーが強い上、
外出や出張の移動がキツイです。
ただ、外出や出張が好きなひとにとっては苦にはならないでしょう。
一方、内勤営業は基本的に社内でのデスクワーク中心の作業。
外出や出張がなく移動がないためラクという方もいるでしょうが、
1日中社内作業はキツイという方もいるはずです。
ちなみに、内勤営業でわたしがキツイと感じる点に、「座りっぱなしの状況」があります。
特にわたしのようにタバコを吸わない方は、席を外すタイミングがトイレか自販機に行くぐらいしかないため、これがキツイです。

座りすぎて疲れたときはムダに何回も自販機に行ってたな。
健康

客先や数字に対して最終責任を負う外勤営業の方が、ストレスは一般的に強くなると考えられます。
しかし、内勤営業も1日中社内でデスクワークをこなすというストレスにさらされます。
実際、わたしがはじめて内勤営業として働きはじめたころは1日中デスクという環境がツラく感じました。
あなたが、現在外勤営業として働いているのでしたら、1日中デスクワークという環境に慣れるまで最初は大変かもしれません。
加えて、内勤営業は基本的に座りっぱなしでパソコンをいじっているため、健康面では問題があります。
- 座りっぱなしでお尻が痛くなる
- ほとんど歩かないので、運動不足になる
- 1日中パソコン作業なので、眼精疲労や頭痛、肩こりの原因となる

わたしは、お尻の痛みがひどいときには、定期的にお尻の位置をずらさないと、痛みで仕事ができないくらいひどかったです。

外出や出張で体を動かす機会が多いという点では、
外勤営業のほうが健康的かもな。
でも、お酒飲む機会も増えるから、その点は気をつけないとな。
キャリアアップ

基本的に、内勤営業をやられている場合はそこから外勤営業にキャリアアップするケースが多いです。
責任の範囲も広がり、それに比例して給料もアップするからです。
某有名IT企業では、まず内勤営業として1年ほどキャリアを積んで、
そこから外勤営業へシフトするキャリアプランがあります。
しかし、なかには「外勤営業はもうやりたくない」「内勤営業をずっとやっていたい」という方もいます。
給料よりもワークライフバランスなどを優先させたい方です。

わたし自身は、2社目ではじめて内勤営業になってからは、
ずっと内勤営業の転職で給料を上げていきました。
日系企業では、内勤営業というポジションはまだ珍しいかもしれませんが、
外資系企業で特にIT系であれば、ほとんどの会社で内勤営業のポジションが存在しています。
既に外勤営業の場合は、部署を異動して別の客先担当の外勤営業になる。
もしくは、別の会社に転職をして外勤営業として働くというキャリアになるでしょうか。

いずれの場合でも、社内のポジションにこだわらず、
外も見つつキャリアアップする道もあります。
まとめ

「いかがでしたでしょうか?」
外勤営業と内勤営業の違いについて少しはイメージできたのではないでしょうか。

あくまで、わたしの主観になりますが、
まとめとして、外勤営業と内勤営業の比較をしてみましょう。

今回紹介させていただいた以外にも、それぞれメリットとデメリットがあり、
どちらがよくて、どちらが悪いというものではありません。
わたし個人としては、外勤営業から内勤営業というキャリアチェンジをしたことで、
デスクワークのスキルが飛躍的に伸びたり、自分の時間を確保しやすくなったりと、
多くのメリットを感じることができました。
この記事を読んで少しでも内勤営業に興味を持っていただけたのであれば、
次のキャリアの選択肢として、考えてみてもよいかもしれません。
【リクナビNEXT】

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