こんにちは、ゆうや(@yuyaman1986)です。
「IT企業への転職」と聞くと、「ハードルが高そう」とか「IT知識ないし」という声が聞こえてきそうですが、安心してください。
IT知識なし、未経験でもIT企業に転職することは可能です。
わたし自身、大学は語学専攻でバリバリの文系人間。
大学卒業後は専門商社の営業として約5年間勤務したのち、IT企業へ転職しました。
転職した当時、IT知識がそれほどあったわけではないです。
「どのようにして、IT知識がそれほどないわたしが、IT企業に転職できたのか?」
この記事ではそれを紹介いたします。
記事を読み終えると、あなたのキャリア選択の幅が広がるはずです。
IT知識がなくても問題なし
IT企業と聞くと、IoT、AI、ビッグデータなどバズワードがたくさんでてきて、
その時点で「無理だ」と諦めてしまっていませんか?
確かに、IT企業はこのような先端技術に携わる企業が多く、知識も求められます。
そのため、壁を感じてしまうのも理解できます。
しかし、技術職でなければ、IT知識がなくても十分に転職できる可能性はあります。
そこで、オススメするのが保守サービスの更新営業を専門にする職種です。
英語でリニューアルセールスレプリゼンタティブ(以下リニューアルセールスレップ)ともいいます。
保守サービス?
リニューアルセールスレップ?
保守サービスとは?


「リニューアルセールスレップとは?」の前に、
保守サービスとは何かについて説明いたします。
雑にいってしまうと、保守サービスとはAppleCareのようなものです。
AppleCareに入っていると、Apple製品購入後に電話でサポート依頼することができますよね。
そんな感じのサービスです。
より具体的にソフトウェアに関して説明します。
企業が販売したソフトウェアには通常1年間、保守サービスが付帯されます。
保守サービスに含まれる内容は企業やソフトウェアによって異なりますが、
おおよそ以下のような内容です。
- 電話やwebでのテクニカルサポート利用
- ソフトウェアのバージョンアップの権利
- その他、企業やソフトウェアによってさまざま
これらのサービスをひとくくりに「保守サービス」といいます。
IT知識なしでIT企業への転職を考える場合、まずは保守サービス更新の営業活動を行う、リニューアルセールスレップをオススメします。
なぜ、はじめはリニューアルセールスレップがよいのか

ソフトウェアの営業には大きく2つのくくりがあります。
- 新規営業
新しくソフトウェアを販売する - 保守更新営業(リニューアルセールスレップ)
すでにソフトウェアを導入済みの顧客に対して、保守サービスの更新営業をする
2つを比較した場合、圧倒的に新規営業の方が大変です。
なぜなら、ソフトウェアを導入するメリットや競合との差別化などを客先に説明する必要があり、そのときにIT全般についての知識、自社製品の知識、競合の知識などが求められるためです。
一方、保守更新の場合、営業対象はすでにソフトウェアを導入済みの既存顧客です。
基本的に、顧客に対しては保守サービスを更新するメリットや、
保守サービスに含まれる内容を説明できれば問題ありません。

もちろん、最低限のIT知識や自社製品の知識はあったほうがよいですが、新規営業に比べると圧倒的に簡単です。

これなら、未経験のオレでもできるかも。

このような理由から、まずはリニューアルセールスレップとしてIT企業に転職をして、働きながらITやソフトウェアについての知識を勉強すればOKです。
リニューアルセールスレップってどんな仕事?


では、実際どんなことをやるのか気になりますよね?
仕事内容はざっくりこんな感じです。
- 既存顧客に対してソフトウェアの保守サービス満了が近づいたタイミングで電話やメールで案内
- 案件情報をSalesforceなどのCRMと呼ばれる顧客管理ツールにデータ入力
- 保守サービス更新の見積案内
- 営業数字の管理
保守サービス更新の場合も新規営業同様にターゲット数字があり、
その数字に向けて営業活動を行います。
新規営業と比較してむずかしい点は、保守サービス更新の場合、対既存顧客ですので、ある程度数字の母数が決まってしまうという点です。
新規営業であれば新規顧客にアプローチしてソフトウェアを購入してもらえば、
数字の積み上げが可能ですが、保守サービス更新となるとそうもいきません。
スキルアップ後のキャリア

リニューアルセールスレップをとおしてスキルを身に着けたあとは、
IT業界でキャリアの幅が広がります。
ただし、最低限これらの条件は満たす必要があると考えています。
- デスクワーク術を高める→オススメ記事
- ITやソフトウェアに関する基礎知識を身に着けておく
- リニューアルセールスレップとして数字で結果をだす

IT業界でキャリアアップをしたいのであれば、
リニューアルセールスレップとしての仕事で結果をだしつつ、
追加で知識を身に着けていく必要があります。

あくまで、リニューアルセールスレップはIT企業の入口として転職しやすいのであって、そこからどうキャリアアップするかが重要だってことだな。
これらの条件を満たしていれば、社内異動や転職もしやすいです。
社内であれば、新規のインサイドセールスへの異動も可能です。
IT業界はせまい業界ですので、ひとつの会社で結果を残していれば、
すでに退職した同僚や上司から新しい会社に引っ張ってもらえる可能性もあります。

このような採用の仕組みを「リファーラル」といいます。

ほー、そんな仕組みがあるんだ。
リファーラルとは、お友達紹介のような採用システムで、
外資系のIT企業であれば、ほとんどが採用している仕組みではないでしょうか。
紹介する側は紹介料が会社からもらえますし、
人事としては、エージェントや広告におカネを使う必要がないため、
コスト削減ができるというメリットがあります。
また、すでに働いているひとの知り合いなので、ミスマッチが起こりにくいという特徴もあります。
わたしも、リファーラルで以前一緒に働いていたひとを紹介したことがあります。
IT業界は一度入ってしまえば、リファーラルなどもあるので、
あまり食いっぱぐれることはないかと思います。
とりあえず何をすればいいのか


ここでは、具体的にどのようなステップを踏めばよいのか説明します。
- 転職エージェントに登録
- 転職エージェントにリニューアルセールスレップについて案件がないか聞いてみる。
場合によっては、自分自身でネット検索して調べて、直接応募してもよいと思います。
【リクナビNEXT】

まとめ

いかがでしたでしょうか。
IT企業転職と聞くと、IT知識がないとむずかしそうに聞こえますが、
やり方次第で、転職することは十分可能というのがご理解いただけたかと思います。

最後にこの記事の内容を簡単にまとめさせていただきます。
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